協和精機

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大森・沼田・上田

ジョブローテーションを経て、理解し合う職場

  • 製造課 係長
  • 大森
  • 調達部調達課
  • 沼田
  • 調達部調達課 係長
  • 上田
製造業ですので、生産に直接携わる皆様の役割は非常に重要と理解しているのですが、実務としてはどのような事を行われていらっしゃるのでしょうか?
沼田:調達部の基本業務としては、主に材料の発注、製品の手配、新規製品のお見積り、サプライヤーの開拓、新規受注製品の納期管理など、仕入原価に関わる業務です。調達は社内・社外ともに連携をとっていくことがとても重要です。常にいろいろな人とコミュニケーションを取りながら、橋渡し役または調整役となり、スムーズに交渉事を進めながら業務に取り組まなければなりません。いわば会社の『核』になるような部署だと思っています。
調達部調達課 沼田
上田:そうですね。そういう意味では、会社のコスト管理の核となるような部署にあたるかもしれません。いかに会社としての利益を残せるのかを担う、重要な業務であると認識しています。
調達部の方は入社からずっと調達部にいらっしゃる方が多いのでしょうか?
上田:私は元々営業部におりました。沼田さんは元々は製造部にいらっしゃいましたね。社内で色々な経験をして、社内の状況をしっかり理解しているからこそ、多角的な視点のコスト管理ができるのかなと思っています。
日頃、皆さんのやりがいやモチベーションとなっているのはどのような点ですか?
沼田:営業部が頑張って取ってきたお客様のご依頼に対して、適切な見積もりのやり取りを行い、それが受注となった時がやはり嬉しいですね。1点1点、お客様の依頼は異なります。その時その時で社内・社外と様々な折衝を行います。
上田:そうですね。新規の案件がもっとも作業量が多く頭も使うので、やりがいの大きな部分になると思います。それから、ご要望に対して出来ない事を潰していかなければいけない部署でもあるので、常に協力企業さまの新情報にはアンテナを張りますし、加工技術のリサーチは欠かせないですね。そうする事で、会社としてできることの引き出しを増やしています。
調達部調達課 係長 上田
お客様から10部品同時の生産依頼が来ても、様々な理由で2部品しかご発注いただけない、という場合も多くあります。そういった依頼を頑張って調整し、全て受注できた時はとても嬉しいですね。
部署としてのやりがいだけでなく、会社の利益に直結していくので会社全体に喜んでいただけます。
大森:昨今では、ロボットを使っての自動化も進み、極力人の手をかけずに生産する事が当たり前になってきています。しかし、まだまだ人しかできない事は沢山あります。2次元の図面からプログラムを考え作成し、刃物を選定して加工したものが3次元の製品として出来た時の喜びは、製造としての醍醐味の一つなのではないかと思います。
仕事ですので、上手く行かない事もありますが、出来た時のその喜びは忘れてはいけないなと思います。
製造課 係長 大森
作って面白かったり、気づきがあった製品はありますか?
上田:某大学の案件は、弊社としても今までにない依頼内容で、新しい挑戦となりました。機密保持で詳細はお話できませんが、記憶に残る面白い案件でした。
これからの協和精機に、どのように関わっていきたいとお考えですか?
沼田:それぞれの未来眺望があると思いますが、協和精機は協和ホールディングスという大きな組織の一部になると認識していて、ホールディングス全体がどのようになっていくか、協和精機がその中でどのような役割をになっていけるか、そして自分がその中でどんな役割を担えるかということは常に考えて動いていきたいと思っています。職種や役職にとらわれ過ぎず、組織にとって必要で自分ができることについて考えていきたいです。
大森:機械の自動ライン化を確立するまでにはまだまだやるべきことが沢山ありますが、その実現に向けて、一歩ずつ歩みを進めていきます。将来新工場が建った暁には、自動ライン化した機械で付加価値のある製品を生産し、担当者として新工場のフロアを自動ライン化した機械で埋め尽くせるようにしていきたいです。
これから入社される方々にメッセージなどはありますか?
上田:社風は風通しがよく、思った事を発言できる土壌がありますし、ジョブローテーションもあり、色々なことに挑戦できる場所です。そうした経験の中で、日々楽しみながらも、人としても成長していただき、切磋琢磨出来る仲間になりたいと思っています。